池袋の歴史

池袋の歴史

池袋って、今は新宿や渋谷と並ぶ東京のドデカい副都心だけど、昔は全然違う雰囲気だったんだよね。どうやってこんな賑やかな街になったのか、時代ごとにゆるっと振り返ってみよう！

1.むかーしの池袋：ド田舎の農村時代

超昔、縄文時代（1万年以上前！）から池袋周辺には人がチラホラいたみたい。貝塚とか土器が見つかってるから、狩りしたり魚獲ったりして暮らしてたっぽいね。でも、ちゃんとした村とか町の記録はほとんどナシ。古代の池袋は、ただの広ーい武蔵野台地の片隅って感じ。中世になると、豊島氏って地元のボス（武士団）がこの辺を仕切ってた。豊島区の名前もこの人たちからきてるんだよ。池袋は田んぼや畑が広がる農村で、農民がのんびり米や野菜を作ってた。「池袋」って名前は、近くにあった「丸池」って池や、袋みたいな地形からきてるって話が有名。まあ、この頃は静かなド田舎で、歴史の表舞台には全然出てこないよ。

2.江戸時代：池袋村、ただの農民ライフ

江戸時代（1600年代～1800年代）、池袋は「池袋村」って名前の小さな農村だった。農民たちが田んぼで米作ったり、野菜育てたりして、江戸の町に食料を供給してた感じ。近くに川越街道って道があって、江戸と川越を繋ぐ大事なルートだったんだよね。街道沿いの板橋宿は旅人や荷物でめっちゃ賑わってたけど、池袋自体は宿場町でもなんでもなく、ただの地味な村。村の中心には丸池とか溜池があって、農業や生活に使われてた。いまの池袋西口公園あたりに小さな集落がポツポツあって、農民が普通に暮らしてたってわけ。江戸幕府に年貢を納めて、平和にやってたけど、歴史的なビッグイベントは特にナシ。めっちゃ地味な時代だね！

3.明治～大正：鉄道がきてちょっと都会っぽく

明治維新（1868年）で日本がガラッと変わって、池袋にもその波がジワジワくる。1885年に、JR山手線の元になる鉄道が通って、池袋駅がポンと開業したんだ。でも、この頃の池袋駅周辺はまだ田んぼと畑だらけ。駅も小さくて、乗る人なんてほとんどいなかったらしいよ。1903年に駅が今の場所に移って、ちょっとマシになったけどね。

1910年代から、池袋がちょっとずつ変わり始める。1914年に市電（いまの都電みたいなもん）が池袋まで伸びて、1915年には東武東上線（池袋～川越）がスタート。1924年には西武鉄道の元になる武蔵野鉄道も開通して、池袋は鉄道のハブっぽくなってきた！でも、まだまだ郊外ののんびりしたエリア。

で、1923年の関東大震災がデカいターニングポイント。東京の都心がめっちゃ壊れちゃったから、人がドカッと郊外に逃げてきた。池袋は都心から近くて電車もあるから、住むのにちょうどいいってことで、住宅や商店がポコポコ増えた。この頃から、農村からちょっとした町っぽい雰囲気に変わっていくんだよね。1915年には、巣鴨監獄（いまのサンシャインシティの場所）ができて、ちょっと物騒なイメージもついたけど、まあそれは置いといて。大正末期～昭和初期には、駅の東口に商店街ができたり、西口に市場や飲み屋がチラホラ出てきた。映画館やカフェもできて、若者が「池袋、なんかオシャレじゃね？」って集まり始めたんだ。

4.昭和初期～戦後：一気に商業地にジャンプアップ！

昭和の初め（1920～30年代）、池袋はグングン都会になる。西武や東武の電車で埼玉や東京の西側から人がバンバン来るようになって、池袋駅がめっちゃ混む。1930年代には、西武百貨店の元になるお店や、映画館、劇場がドンドンできて、池袋は買い物や遊びのホットスポットに！東口はキレイめな商業エリア、西口はちょっとディープな飲み屋街って感じで、街のキャラが分かれていく。

でも、第二次世界大戦（1941～1945年）でピンチ。1945年の東京大空襲で、池袋もガッツリ焼かれちゃって、木造の家やお店がほぼ全滅。ツラい時期だったけど、戦後すぐ復興が始まる。1940年代後半には、西口に闇市ができて、食料や雑貨を求める人でごった返した。この闇市が、いまの池袋西口のゴチャゴチャした元気な雰囲気のルーツなんだよね。1950年代、池袋は高度経済成長の波に乗ってバッチリ復活！1957年に西武百貨店がドーンと新装開業して、池袋のドデカいシンボルに。東口にはパルコやビックカメラの元になるお店ができて、若者やファミリーがワイワイ集まる。映画や文学でも池袋が舞台になることが増えて、都会のイケてるスポットってイメージがガッチリついた。たとえば、川端康成の小説とかで、池袋が恋愛の舞台として出てくるんだよ。オシャレじゃん！

5.高度経済成長～バブル：副都心としてバッチリ確立

1960年代、池袋はもう完全に「東京の副都心」って感じになる。1960年に丸ノ内線、1966年に有楽町線が池袋に乗り入れて、電車でどこでも行ける超便利な駅に！新宿や渋谷と肩を並べるターミナル駅として、人がドカドカ集まる。

1978年には、ドーンとサンシャインシティが東口にオープン！ここ、実は昔の巣鴨監獄の跡地なんだよね。戦後は戦犯を収容する巣鴨プリズンだった場所が、超デカいビル（サンシャイン60）やホテル、ショッピングモール、水族館に大変身。日本一高いビル（当時）だったサンシャイン60は、池袋のランドマークになって、観光客もガンガン来るようになった。

1980年代のバブル期は、池袋がさらにキラキラする時代。高層ビルやオフィスがバンバン建って、ビジネス街っぽさも出てきた。1985年に豊島区が「国際アート・カルチャー都市」ってスローガンを掲げて、1988年には東京芸術劇場（西口）がオープン。オペラや演劇、コンサートがバンバン開催されて、池袋は文化の街としてもイケてる存在になったよ。西口はキャバレーやバー、飲み屋が集まる夜の街としてガッツリ発展。東口はファミリーや若者向けのお店で賑わって、いろんな人が楽しめる街になったんだ。6

6.1990年代～今：オタク文化と多文化の聖地

1990年代から、池袋は新しい顔を見せる。特に東口の「乙女ロード」（サンシャインシティの近く）は、2000年代からアニメやマンガ、ゲームの店がドカッと集まって、女性向けのオタク文化のメッカに！アニメイト本店（1997年に池袋に移転）とか、同人誌やグッズの店がズラッと並んで、秋葉原とはまた違う、女の子もガッツリ楽しめるオタクスポットになった。池袋ハロウィンコスプレフェス（2014年スタート）とか、めっちゃ盛り上がってるよね。コスプレイヤーが街中に溢れて、海外からも人が来るんだからスゴい！

再開発もバッチリ進んで、2008年には西口に「エソラ池袋」、2010年代には東口に「WACCA池袋」ってオシャレな商業施設がオープン。2019年には西口公園がリニューアルして、野外ステージの「グローバルリング」ができたり、2020年には「ハレザ池袋」って映画館や劇場が入った文化スポットも誕生。池袋、どんどんカッコよくなってる！あと、池袋の面白いとこは、めっちゃ国際的な雰囲気。北口や西口には中華料理店やアジア系の店がズラッと並んで、ちょっとしたチャイナタウンみたいになってる。2000年代から外国人の住民が増えて、英語や中国語の看板も当たり前。豊島区も多文化共生を推してて、外国語のサービスやイベントも増えてるよ。

7.2025年の池袋：なんでもアリのハチャメチャな魅力

今、池袋はJR、私鉄、地下鉄がガッチリ交差するメガターミナル。サンシャインシティ、西武百貨店、東京芸術劇場、ハレザ池袋とか、観光にも遊びにもバッチリなスポットが揃ってる。東口はアニメとオタク文化の聖地、西口はディープな飲み屋街、北口は国際色豊かなコミュニティ、プラスしてオフィス街もあって、ほんと多種多様な人が集まるカオスな街だよね。豊島区は「SDGs未来都市」って目標を掲げて、環境に優しい再開発やコミュニティづくりにも力入れてる。2020年代は、東京オリンピックの影響もあって、緑の多い街づくりとか進められてるんだ。

8.ちょっと面白い歴史ネタ

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